知らなきゃ損する!日商簿記3級をたった1日で合格できる方法

日商簿記3級を取得するには、独学で120~140時間必要と言われており、1日2時間勉強したとしても2ヶ月程度かかる計算になります。

しかし、それがたったの1日で合格できるとしたらどうでしょう?ものすごく時間の節約になりませんか?

私は仕訳を人生で初めて聞いた日に15時間ほど勉強して、次の日に簿記3級に合格できました。

本記事ではその1日で合格できるコツをご紹介しましょう。

1日で合格するとは

1日で合格するためには、徹底的にムダを省き、必要最低限の勉強である必要があります。

そのため、詳しくは後述しますが、第2問は捨て問としますし、目標点数も75点です。

美しい合格を目指すわけではないので、その点をご理解した上で見ていただければと思います。

(簿記3級は受験料が3,000円程度なので、もし落ちたらもう一回受ければいというマインドも含みます。)

1日で合格するメリットとデメリット

まず1日で合格するデメリットは、その1日に限って長時間かなりの集中をする必要があることです。

休日かもしれないその1日はすべて簿記の勉強に費やすことになります。

その1日はとても疲れる日となるでしょう。

メリットは、ダラダラ1ヶ月、2ヶ月かけて勉強するより、スパッと1日で合格したら浮いた時間は自由に遊ぶなり他の勉強なりに使えることです。

結局、1日で合格するということは普通120時間以上かかる勉強時間を15時間程度に圧縮することを意味します。

そうすると、1日で合格できれば100時間も浮くことになります。

他にも、例えば社会人の方で、平日は仕事で疲れていて勉強できないから、土曜日に勉強して日曜日に合格することも可能になります。

その場合、土日に1週間ごとに勉強しても平日に忘れてしまうので、特に1日で合格する方がコスパがいいでしょう。

1日で合格するスケジュール

実際に私が行ったスケジュールを以下になります。

3時までに参考書を一通り読んで理解し、仕訳をひたすら解いて慣れ、最後に過去問を解くことで問題パターンに適応していきます。

  1. 9:00〜15:00 参考書を読み込む
  2. 15:00〜19:00 仕訳を100問解く
  3. 20:00〜25:00 過去問を4年分解く

もし、このスケジュールを見て「体育会系すぎて厳しい…」と感じた方は、3つのステップを1日ごとにして「3日で合格」に変えてもいいでしょう。

これから説明するコツのエッセンスは3日でもたいして変わりません。

CBT 試験を受験する

そもそもの話ですが、ネット試験であるCBT方式で受験しましょう。

今まで紙の統一試験のみだったためか、意外とCBT方式があることを知らずに紙の試験を受験してしまう人が多いです。

従来の紙試験と比べて以下のようなメリットがあります。

  1. 合否が試験終了後すぐにわかる
  2. いつでも何度でも自分のタイミングで受験できる
  3. プルダウン形式で時間の節約になる

合否が試験終了後すぐにわかる

これは非常に共感してもらえると思いますが、何よりもCBT試験のメリットは合否が試験が終わった直後にわかることでしょう。

紙の試験では1ヶ月前後かかる合否が、ネット試験ではすぐにわかります。

結果をすぐに知れることで、1ヶ月間モヤモヤしながら待つ必要もないですし、合格したなら2級の勉強、不合格なら3級の勉強のやり直しなど、次の行動に移ることができます。

いつでも何度でも自分のタイミングで受験できる

紙の試験は年に2月、6月、11月の3回しか受験するチャンスがありません。

一方でネット試験はほぼ毎日予約することができ、落ちてもすぐに次の試験をまた受けることができます。

予約もお3日前までなら変更可能なので、勉強が間に合いそうになかったら少し日程を遅らすなど、フレキシブルに変更することができます。

紙試験だとそもそも日程を変更できませんし、次の試験が4、5ヶ月後であることを考えると、ネット試験の素晴らしさがわかるでしょう。

また、何度でも受験できるので、うっかり落ちてしまっても3日後にはすぐ受験できるので、1回の受験を落ちたら終わりのように重く考える必要がありません。

プルダウン形式で時間の節約になる

これは意外と見落とされがちなのですが、CBT試験と紙試験では試験時間が60分で統一されており平等に思えますが、CBTの方が早くとき終わることができます。

なぜならば、紙試験では自分で文字を書く必要があるのに対して、CBT試験ではプルダウン形式や数字の打ち込みだけでいいので圧倒的に時間を節約できるからです。

仕訳を例に取ると、紙試験では自分で減価償却費累計額や繰越利益剰余金、法人税、住民税及び事業税などの長い漢字を書かなければいけない一方、CBT試験ではポチっとクリックするだけです。

書き間違いも紙試験では大変ですが、CBT試験ではなんの苦労もないです。

数字に関しても、CBT試験ではカンマが自動で入るので、0の数を書き間違えるなどのケアレスミスもないでしょう。

私は第1問の仕訳で、手で解いていた練習問題では25分を切ることができませんでしたが、CBT形式の本番では15分で解き終わることができました。

ですので、紙試験を選ぶ時点で、時間的には不利に立たされているのです。

仕訳を完璧にする

簿記3級は「仕訳に始まり仕訳に終わる」と言われるように、『仕訳』しか出題されないと言っても過言ではありません。

第1問はさることながら、第2問、第3問も基本的には仕訳をしてから問題形式に合わせていきます。

ですので、仕訳ができれば自動的に合格できる試験です。

そのため、仕訳を完璧にすることに全集中しましょう。

ではどのようにしたら、仕訳を完璧にできるのでしょうか。

×暗記 ◯理解

これはどの勉強でも言えることで、頭で分かっている人も多いと思いますが、実際は理解をせずに暗記で済ませてしまっている人が多いです。

1日で合格するだけなら暗記しちゃえばいいじゃないかという意見もあるかもしれませんが、逆に1日の方が理解が必要です。

なぜならば、勉強期間が1日しかないと、暗記できるだけの反復する時間がないためです。

逆に理解すれば一発で頭に刻み込むことができます。

また、3級合格後に2級や1級を目指すならば理解しておく方がコスパがいいです。

例えば、下のような質問にすぐ答えられたら、しっかり理解していると言えるでしょう。

  1. なぜ貸倒引当金や減価償却累計額は「負債」なのか?
  2. なぜ貸倒引当金繰入は「費用」なのか?
  3. 自己振出小切手は当座預金で処理するのか?

点ではなく線

取引には、 支払時→決算時→翌期首など流れがあります。

この流れを1セットとして頭に入れるようにしましょう。

例えば、頻出でありながらややこしい法人税と消費税の仕訳を流れで言えますか?

  1. 法人税
    「中間申告・納付時」 (     )   (     )
    「決算時」      (     )   (     )
    「確定申告・納付時」 (     )   (     )
  2. 消費税
    「支払時」 (     )   (     )
    「受取時」 (     )   (     )
    「納付時」 (     )   (     )

他にも、貸し倒れや有形固定資産の流れも頻出なので要チェックです。

例外は個別に覚える

仕訳をしていくなかで、ほとんどの問題はそれが「資産」なのか「費用」なのかを考えることで「貸方」なのか「借方」なのかがわかり、すらすらと解けるようになるでしょう。

一方で、例外的であったり、覚えておかないと解けないような暗記が必要な場合もあります。

そのような問題に対応できるように、例外的な事例は個別にまとめて一気に覚えてしまいましょう。

そうすることで、基本的にすべての問題に対応できるようになっているはずです。

  1. 3級で出題される租税公課:所得税、印紙税、固定資産税
  2. B/Sで名称が変わるもの(ex.前受手数料→前受収益 未払利息→未払費)
  3. 通貨代用証券(他人振出小切手・送金小切手・郵便為替証書)は現金として扱う

75点を取る得点配分を考える

仕訳が完璧にできるようになったら、最後に得点配分の戦略を立てます。

100点を目指すのもいいですが、1日での合格を目指すなら合格点の70点を少し上回る点数を取る計画でいいでしょう。

3級は2級や1級の土台なんだから、100点合格を目指すべきでは?との意見もありそうですが、それに対して半分賛成で、半分反対です。

たしかに3級の内容はすべての基礎となるので、勉強の段階では暗記で済まそうとせずにしっかり理解して次につなげるべきです。

しかし、試験の段階ではとにかく合格することが重要です。

3級の満点合格に半年かけるならば、未完成でも1日で3級を75点で合格し2級を数ヶ月かけて取る方が、同じ時間のかけようでも後者の方が級がひとつ進んでいることがわかると思います。

2級でも商業簿記ではどちらにせよ3級と同じことを勉強します。

2級になると有形固定資産に無形が加わるように、3級にプラスαの内容が加わるものの同じことを勉強するので、3級の段階で完璧でなくても構いません。

75点を取るとしたら、以下のような配分を目指すといいでしょう。

  1. 42点/45点
  2. 10点/20点
  3. 23点/35点

第1問 ほぼ満点を目指す

第1問は仕訳を完璧にしているはずですが、何が起こるかわからにので、1問まちがえてもいいことにしましょう。

第2問 取れたら取る

第2問は基本的に捨て問です。

1日の合格を目指す場合、第2問に費やしている時間はないので「取れたら取る」ぐらいのマインドで大丈夫です。

なぜならば、第2問は問題の種類が多くて何が出題されるか予測が立てずらいため、せっかく対策しても当たる可能性が低く、さらに得点も20点分しかないためです。

第2問に特別な対策を行うより、過去問を解いて慣れる程度で十分です。

2題あるので、片方を取るぐらいの10点を目指す方針で行きましょう。

第3問 過去問演習で慣れて得点源にする

第3問は難易度が高そうですが、出題される種類としては「精算表」や「貸借対照表と損益計算書」の作成に収束します。

これは問題文の条件に合わせて仕訳をして、それを表に転記するだけの作業なので、解き方にバリエーションがなく慣れてしまえばむずかしくありません。

また、全体の合計が合わなくても部分点もらえるため、計算ミスに気をつけながら機械的に解いていきましょう。

逆に言えば、大きな得点源になりえるとともに、合否の境目となるので第3問を取れるようにしておく必要があります。

まとめ

日商簿記3級を1日で合格するコツは以上になります。

CBT試験を選択して、仕訳を完璧にして、75点を目指すだけです。

これには才能や地頭は必要なく、集中力と頑張りが必要なだけです。

簿記3級はほとんどの人にとって簿記2級のための通過点だと思うので、ぱぱっと合格することをおすすめします。

おすすめの参考書

まったくの初心者はこちらの絵や図が多い教科書の方が状況が理解しやすいためおすすめです。

大学の講義で過去に少し勉強したことがあるなど、多少の素養がある人は、文字が多く詳細にかかれているけどカラーで分かりやすいこちらの本をおすすめします。

演習問題も必要です。上の教科書と同じシリーズで9回分の予想問題が収められているこちらの本をおすすめします。

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