『バック・トゥ・ザ・フューチャー』時計台のロケ地はどこ? 火事で燃えた?!

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(以下、BTTF)で一番印象的な建物と言えば、「時計台」ではないでしょうか。

BTTFの中心である、時計台とその周りの広場を含むロケ地が残っていて、実際に見ることができるのです!

しかし、幾度の火災に見舞われたとか…

では、どこに時計台のロケ地があるのか見ていきましょう!

Universal Studios Hollywood

時計台のロケ地がある場所は、アメリカ合衆国のロサンゼルスにある「Universal Studios Hollywood」(以下、USH)です!

USHがUSJと似ているところ

USHは日本のUSJとよく似ていて、ミニオン・パークの「Despicable Me Minion Mayhem」、「Water World」、「Jurassic Park The Ride」など日本と似たようなアトラクションがあります。

特にハリーポッターエリアにあたる「The Wizarding World of Harry Potter」は日本のハリーポッター・エリアと区別がつかないくらい似ていて(USJは2014年、USHは2016年に導入)、アトラクションも「Harry Potter and the Forbidden Journey」と「Flight of the Hippogriff」の2つがあり、日本と構成は同じです。

USHがUSJと違うところ

そもそも、根本のコンセプトがかなり異なります。

日本のUSJは「テーマパーク」であるのに対し、映画の都、ハリウッドにあるUSHは「実際に映画撮影が行われたスタジオセット」であるということです。

現在のUSHは、15個のアトラクションを含む「テーマパーク」となっていますが、元は名前の通り、映画スタジオでした。

USHの開業は世界のユニバーサル・スタジオの中で一番早く、1915年に25セントの入場料をとって映画の製作現場に招待したことが始まりで、1964年には現在のようなテーマパーク化しました。

スタジオ・ツアーがすごい?!

映画スタジオが始まりであるUSHには、「スタジオ・ツアー」という大人気アトラクションがあります。

専用トラムに乗って、映画撮影用に作られたセットの街を見学する約45分間のツアーです。

私もスタジオ・ツアーを体験しましたが、USHの中でまちがいなく一番楽しいです!

「地球の歩き方 ロスアンゼルス 2018~2019」 でもUSHのおすすめアトラクションのベスト3で1位として紹介されています。

「スタジオ・ツアー」のどんなところが楽しい?!

見学ツアーのイメージと言えば、トラムに乗っていろんなところを回って、ガイドさんがお話をしてくれる、と言うイメージだと思います。

私も乗る前はそのような「静」のイメージで、そこまで人気である理由がわかりませんでした。

しかし、乗ってみると、スリリングで興奮する「動」のツアーであることがわかりました。

例えば…

  1. 突然雨が降り出し、大迫力の洪水が目の前まで迫ってくる

  2. 地下鉄のセットで、本当の水でトラムが水没しそうになる

  3. 息つく間もないカーチェイスが360度3D映像でくり広げられる「ファスト&フュリアス・スーパーチャージ」

  4. 360度3D映像でキングコングが大暴れして恐竜と対決する「キング・コング 360 3-D」

などです。その他にも、こんな映画セットを周ることができます。

  1. 『ジョーズ』

  2. 『宇宙戦争』

  3. 『テッド』

  4. 『ジュラシック・ワールド』

  5. 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』

特に、監督スティーブン・スピルバーグ、主演トム・クルーズの2005年に上映された『宇宙戦争』で実際に使われた本物の飛行機(ボーイング747)は圧巻の迫力です!

飛行機を$60,000(約660万円)で購入し、移動費などを含めた総額は$200,000(約2200万円)だそうです。

そう、そしてこのツアーで、BTTFの時計台のセットが見られるのです!

時計台のセット!

スタジオ・ツアーでは、実際に撮影で使われた時計台とその周辺の広場を見ることができます!

ここで、本当にマイケル・J・フォックスやクリストファー・ロイドなどがBTTFを撮っていたと思うと、大興奮ですね!

BTTFファンなら、一度は訪れておきたい聖地です。

ただ、トラムによって通らない場合があったり、実際に降りれたりする場合があるようです。

私は解説して頂きながら、ゆっくりトラムの中から見ることができました。

こればっかしは運なので、何回か乗ってみるといいですね。

日本のUSJと違ってUSHの待ち時間は1時間を超えることの方が珍しいので、1日何回でも乗ることができます。

時計台のモデル

時計台(Courthouse)のリアルの方の歴史を少しお話しますと、アラバマ州にある「ライムストーン・カウンティー・コートハウス(Limestone County Courthouse)」(上図)をモデルにしたと言われています。

日本人は「時計台」などと呼びますが、Courthouse は裁判所です。確かに、裁判所っぽいですね。

 BTTFの前は、1962年公開の映画『アラバマ物語(原題:To Kill a Mockingbird)』のロケ地で使われたことから、「Mockingbird Square」と呼ばれていました。

他にも、ロケ地として1984年公開のシリーズ映画『グレムリン(原題:Gremlins)』が有名です。

時計台がロケ地として使われた回数は数百回を超え、21世紀に入ってからも7回、最近では2016年放送の特別番組『ヘアスプレーライブ!(原題:Hairspray Live!)』で使われました。

デザインがちょっと違う?!

1985年のBTTF撮影時の時計台と、現在の時計台は、少しファサードのデザインが変わっていることがお分かりでしょうか。

コラム柱がなくなって、時計周りのデザインや、全体的な色もピンクのような色に変わっていますね。

デザインの変遷

時計台のファサードは、その時の映画のセットに合わせて、何回もデザインが変わってきました。

現在のデザインは、2009年にできたものです。

現在は、コラム柱がなくなりピンク色が基調のデザインですが、また変わる可能性は大いにあります。

それでは、時計台のファサードの変遷を見ていきましょう。

建設当時
1979年
1983年
2001年
2003年
2006年
2009年

何度も火事に見舞われた?!

2008年の大火災 ニューヨーク・ストリートの南側とキングコングが炎に包まれる

あまり知られていないことですが、USHのバックロットでは今まで8回もの火災が発生しました。

・1932年10月27日、近くの山火事の残り火がバックロットまで風で飛び火して、4つの映画セットを破壊し、10万ドルの損害を出した。

・1949年6月21日、別の山火事で建物1つが全壊し、2つが破損した。

・1957年、ニューヨークストリートのフィルムスタジオセットが放火による火事で損壊し、50万ドルの損害が出た。

・1967年5月15日の火事では、リトルヨーロッパエリアと、スパルタカススクエアの一部が壊れ、100万ドルの損害が出た。

・1987年9月4日、スパルタカススクエアの残りの部分が、通りのセットや建物とともに破壊された。これも、放火によるものと考えられている。

・1990年11月6日、別の放火による火事がバックロットで発生。コートハウススクエアの大部分、ニューヨークストリートのセット、ベン・ハーのセットが破壊された。

・1997年9月6日、バックロットで7度目の火事が発生し、コートハウススクエアの一部が再び破壊されたが、大部分は無事だった。

・最も被害が大きかったのは2008年6月1日の火災で、溶接のためにトーチランプを使っていた従業員がうっかり周りの物に火をつけてしまったことに起因する。ロサンゼルス郡消防局は、ブラウンストーンストリート、ニューヨークストリート、ニューイングランドストリート、キングコングのアトラクション、コートハウススクエアのいくつかの建物のほか、ビデオ保管室(映画の複製を保管していた。)が全焼したと報告した。各地の消防署から消防士と、放水のための2台のヘリコプターが駆けつけ、14人の消防士と3人のロサンゼルス郡保安官代理が軽傷を負った。火事は12時間後に鎮火された。保管室の全焼によって焼失したのは、1920年代にまで遡る、ユニバーサル・ピクチャーズの映画とテレビ番組の歴史を記録したデジタルビデオとフィルムの複製4万から5万本。その中には『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』、『つぐない』、NBCシリーズの『ロー&オーダー』、『特捜刑事マイアミ・バイス』、CBSの『アイ・ラブ・ルーシー』などのフィルムが含まれていた。ニューヨーク・タイムズ紙は、ユニバーサル・ミュージックの多くのアルバムとシングルのマスターテープも焼失したと伝えている。ユニバーサル社長のロン・メイヤー氏は、取り替えの利かないものは失われていないと述べ、決して安くは済まないが、最低5000万ドルで全て元に戻すことができると表明した。後日、キングコングのアトラクションは再建されず、その場所には新たな未発表のアトラクションが作られると報道された。2008年8月には、ユニバーサルは姿勢を変更し、2005年の映画を元にして、キングコングのアトラクションを再建する計画を発表した。

ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド Wikipedia

時計台への被害は?!

1990年の火災後 ニューヨークエリアが全焼 奥に時計台が見える
1997年の火災 時計台の奥が燃えている
2008年の火災 煙の柱の左手に、時計台の正面が見える

時計台周辺の「コートハウス・スクエア」が火災の被害を受けたのは、1990年、1997年、2008年の3回です。

しかし、なぜかいずれも時計台のファサードは無傷でした。

不思議な話ですね。

このような火災もあって、時計台のデザインは何度も変わることになりました。

まとめ

ロサンゼルス、ハリウッドにある、USHの時計台について詳しく書きました。

BTTFのロケ地はロサンゼルスにたくさんあり、ドクの家や、マクフライ家の家、最初にドクが深夜にデロリアンの実験をしてマーティが1955年にタイムトラベルしてしまった駐車場(Twin Pines もしくは Lone Pine)などなど。

詳しくは、BTTFのロケ地はこちらのサイトこちらのサイトにも紹介されています。

コロナ禍が落ち着いて、海外旅行に行けるようになったら、是非ロサンゼルスのBTTFのロケ地巡りをしてみて下さい!


Universal Studious Hollywood -公式HP
Courthouse Square -Wikipedia
ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド -Wikipedia
Courthouse Square -theStudioTour.com
Fires November 6th 1990 -theStudioTour.com
Backlot Fires and Storms September 6th 1997 -theStudioTour.com


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