「ノー」を「イエス」に変える7つの魔法 『伝え方が9割』をあなたも体感しよう!

ノーをイエスに変える技術

好きな子にデートを誘いたい、子どもに勉強してもらいたい、領収書を経費でおとしてもらいたい!

人は1日に平均して22回お願いをしています。そのお願いをすべて「イエス」に変えれたらどれほど人生が変わるでしょう?

「同じ学歴・資格なのになぜあいつの方が出世するんだ…」お願いを上手くなればあなたの能力を何倍にも引き出せます。

コピーライター佐々木圭一さんの著作『伝え方が9割』では、「ノー」を「イエス」に変える技術が紹介されています。

この記事では、今まで「ノー」が返ってくるお願いを「イエス」に変える方法をシェアしたいと思います。

最後には実践問題も付いております。

下の記事では人のココロを動かすコトバの作り方をご紹介していますので、是非あわせてお読みください。

「イエス」に変える3ステップ

  1. 自分の頭の中をそのままコトバにしない

  2. 相手の頭の中を想像する

  3. 相手のメリットと一致するお願いをつくる

この3ステップが基本になります。

この基本の“型”の具体的な使い方に「7つの魔法」があるのですが、まずは型を習得しましょう。

ステップ1

自分でパッと思いついたことをそのまま言ってはいけません。

ストレートに自分の思いを伝える方が良い場合もありますが、なんでもかんでもストレートに言うのはバクチと一緒です。

もしかしたら人生を左右するかもしれない大切な場面で、白か黒のルーレットに任せてしまっていいのでしょうか?

「デートしてほしい」と思っても、そのまま「デートして下さい」というのは得策ではありません。

コトバを変えることで可能性を上げることができます。

ステップ2

仮に「デートをしてほしい」とあなたが言ったとして、相手がどう思うかを想像します。

「興味のない人とデートしたくない」と相手は思うかもしれません。

そうならば、相手はなにが好きか?どんな性格か?なにに興味があるか?などわかりうる相手の基本的な情報を想像します。

「初めてのものが好き」「食べ物はイタリアンが好物」だったと思いだしたとします。

ステップ3

想像した相手の頭の中をもとに、コトバをつくっていきます。

ここで、大切なのは相手の文脈でつくることです。

相手が「初めてのものが好き」「食べ物はイタリアンが好物」ならば、それを満たすコトバをつくります。

「驚くほど旨いパスタの店があるんだけど、行かない?」

となります。相手にとってはまさに望んでいることなので「イエス」となる可能性が高いですよね!

「イエス」に変える7つに切り口

  1. 相手のすきなこと

  2. 嫌いなこと回避

  3. 選択の自由

  4. 認められたい欲

  5. あなた限定

  6. チームワーク化

  7. 感謝

でも、ステップ2の「相手の頭の中を想像する」といきなり言われても難しいですよね。

そこで「相手の頭の中を想像する」具体的な「7つの魔法」をご紹介します。

①相手のすきなこと

ステップ2で示した例も「相手のすきなこと」に当てはまります。

「デートして下さい」あなたのメリットでしかない
「驚くほど旨いパスタどう?」相手の好きなことだから、相手のメリットに

他にも、例えば少し急いでいるとき、カフェに入ったとします。

ブラックコーヒーを注文しましたが、その店は人気店で、コーヒー豆を挽くのが間に合っていませんでした。

そこで、「豆を挽くのに4分ほどお待ちいただけますか?」と言うと、お客様は「なんで挽いてないんだよ」と気分を害し、他の店にいくかもしれません。

しかし、そのとき「相手のすきなこと」を考えて、「挽きたてをご用意しておりますので、4分ほどお待ちいただけますか?」

と言うと、「挽きたてのコーヒー飲みたいしな」とむしろ好印象に変わると思います。

どちらも「4分待って」という内容ですし、提供するコーヒーも一緒ですが、ストレートに言わず「相手のすきなこと」を使うことで「ノー」を「イエス」に変えられるのです。

「4分待って下さい」あなたの都合
「挽きたてをご用意します」お客様のメリット

②嫌いなこと回避

ステップ2は相手の嫌いなことからつくることもできます

「こちら嫌いでしょ、だからやらない選択をしましょう」という切り口です。

例えば、あなたは大切に刈った芝生が踏まれて、困っています。注意書きの立て札をつくるとき、どう書いたら人は芝生に入らなくなるでしょう?

単に「芝生に入らないで」ではあなたのメリットでしかなく、「ショートカットしたいから」と芝生を通る人が絶えないでしょう。

そこで「相手の嫌いなこと」を想像して、自然と回避させます。

例えば、「芝生に入ると、農薬の臭いがつきます」はどうでしょう?

「農薬の臭いがつくのは嫌だ」と芝生に入らないことが相手のメリットに変わったのです。

「芝生に入らないで下さい」あなたのメリットでしかない
「芝生に入ると、農薬の臭いがつきます」相手のメリットに変わった

「チカンに注意」というポスターを貼っても効果がありませんでした。

それはなぜか?相手(チカン犯)の頭の中を想像していなかったのです。チカンにしてみれば「そう、注意してるのね」とだけ伝わったのです。

一方で、「住民のみなさまのご協力で、チカンを逮捕できました。ありがとうございます。」ではどうでしょう?

このコトバはチカンに「逮捕されたくない」「住民が協力体制をしいている」を考えさせ、チカンがへりました。

住民のチカンを止めたいという願いと、チカンの逮捕されたくないという双方にとってのメリットが一致したのです。

「チカンに注意」単なる注意でしかない
「芝住民のみなさまのご協力で、チカンを逮捕できました。ありがとうございます。」チカンにデメリットを思い浮かばせた

③選択の自由

こちらは「相手の好きなこと」からの応用です。

2つ以上の相手の好きなことを並べることで、前向きに相手が選べるようにするテクニックです。

つまり「イエス or ノー」から、イエスの中の「A or B」に思考を向けさすことで、イエス前提になるのです。

「デートしてください」を「驚くほど旨いパスタの店と、石窯フォカッチャの店どいらがいい?」と変えると、相手は「」どっちにしよっかな~」と考えるので、自然とイエスがもらえるのです。

さらに、相対的であっても相手にとって好きな方を選ぶので、それは相手のメリットにもなります。

「デートしてください」あなたのメリットでしかない
「驚くほど旨いパスタの店と、石窯フォカッチャの店どちらがいい?」相手は 好きな方を選べたた

④認められたい欲

これは、ステップ2で相手の「他人に認められたい」や「いい顔を見せたい」という人間誰しもある欲求を利用する方法です。

会社で部下に残業を頼むときどう言えばいいのでしょうか?

「残業お願いできる?」ではストレートすぎます。

「きみの企画書が刺さるんだよ。お願いできないか?」ではどうでしょう。だいぶ変わりませんか?

認めているコトバから始まっていることで、面倒くさいこともやってみようとする気持ちが生まれます。

「残業お願いできる?」あなたの一方的な願い
「きみの企画書が刺さるんだよ。お願いできないか?」部下の「認められてい欲」を満たす

⑤あなた限定

こちらは、ステップ2で相手が「寂しがりや」や「自分が好き」というときに効果を発揮します。

例えば、誰も行きたくない自治会のミーティングに誘うときです。

「自治会のミーティングに来てください」では何のひねりのもなく、あなたのメリットです。

「他の人が来なくても、斎藤さんだけは来てほしいんです」と言われたらどうでしょうか。

その人の名前を使い「私こそが必要と思ってくれている」と思わせ、ココロを満たすことで相手のメリットに変えるのです。

「自治会のミーティングに来てください」面倒だしあなたのメリットでしかない
「他の人が来なくても、斎藤さんだけは来てほしいんです」「私こそが必要と思ってくれている」と相手のココロを満たす

⑥チームワーク化

こちらは、ステップ2で相手は「面倒くさいと思っている」「やる必要がそこまで見つからない」ときに効果を発揮します。

お願いを相手任せにするのではなく、「いっしょにやりましょう」とあなたと相手のチームワーク化するのです。

人はひとりだったらしないことをするようになりいます。

勉強嫌いの子どもに勉強させたいとき、「勉強しなさい」では子どもにメリットがないので絶対にしてくれませんね。

そこを「お母さんといっしょに勉強しよう」というと多少面倒と思っていても「いっしょなら…」とやってくれます。

「勉強しなさい」子どもにはメリットがない
「お母さんといっしょに勉強しよう」いっしょならOKしてくれる

⑦感謝

こちらは、最終手段にして最大の方法です。

ステップ2でこれまでの切り口がどれも使えないときの最終手段です。人と接するときの基本ともいえます。

人は「ありがとう」と感謝を伝えられると、「ノー」とは言いにくい傾向があります。

例えば、会社で経費でおとせるか微妙な領収書を事務の方にお願いするのにどう言えばいいでしょう?

「領収書を経費でおとして下さい」ではあなたのメリットでしかありません。

「田中さん、いつもありがとうございます。領収書お願いできますか」ではどうでしょう。

感謝から言われたら、「ノー」とはだいぶ言いにくいですよね!

「領収書を経費でおとして下さい」あなたのメリットでしかない
「田中さん、いつもありがとうございます。領収書お願いできますか」感謝されると断りにくい

以上7つの魔法を場面ごとに、なにが適しているか考えて使いわけてください。

実践問題に挑戦!

では、学んできたことを活かして、練習問題に挑戦してみましょう!

3ステップにしたがって、ステップ2では7つの魔法のうち、どれが一番効果があるか、見極めて下さい。

あくまで一例として、解答を出します。


「自転車を置かないで」から「イエス」をもらうにはどう言えばいいでしょう?

「嫌いなこと回避」で考えると効果抜群です!
例えば…「ここは自転車捨て場です」はどうでしょう?

答えを見る

「ムダな電気を消して」から「イエス」をもらうにはどう言えばいいでしょう?

「チームワーク化」ではどうでしょう?
例えば…「電気を消せば、星が見えるよ」ロマンチックなカップル向けですかね!

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「レポートの提出、延期して下さい」を教授から「イエス」をもらうにはどう言えばいいでしょう?

「相手のすきなこと」でいってみます
例えば…「クオリティを上げたいので、粘ることできませんか?」はどうでしょう?!学生は覚えておきたいフレーズですね!

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