東京大学大学院の工学系研究科に簡単に入る方法! 成績開示からみる合格に必要な点数は?

東京大学の本郷キャンパスにある安田講堂
東京大学 本郷キャンパス 安田講堂

東京大学の工学系研究科のバイオエンジニアリング専攻の院試(2019/8/26,27,30)を受けてきました。

東大に合格するならバイオエンジニアリング専攻である3つの理由と、20分に及ぶ異色の口述試験ってどんな感じなのか??

バイオエンジニアリング専攻に関する情報は少ないと思います。

成績開示をして予想得点も割り出したので、是非参考にして下さい!

東大に合格するならバイオエンジニアリング専攻!

東大生が勉強している姿

理由➀ 合格倍率

2019年度の東大の入学試験結果
2019年度入学試験結果 修士課程

まず、見て頂きたいのが“倍率”です。

上の 2019年度入学試験結果 をもとに、他大学の倍率が2.00 を切っている専攻を低い順に並べ、さらにキャンパスごとの研究室の数(一つの研究室が複数のキャンパスに存在する場合があるため、”のべ”の数です。)を記したのが下の表です。

専攻 倍率
(他大学)
本郷 駒場 相模原
応用化学 1.37 7 6 3 0
バイオエンジニアリング 1.53 41 0 0 0
化学生命工学 1.58 8 8 0 0
電気系工学 1.72 45 17 9 4

全体倍率が1.82、内部倍率が1.22、他大学倍率が2.72 の中で、上の4専攻の倍率がいかに低いかがわかります。

ちなみに、上の4専攻を除いた他大学倍率は3.33です。倍率が1倍台が3倍台かでは、モチベーションがだいぶ違うのではないでしょうか。

上の4専攻に興味がある分野があるなら、是非狙うべきです!

倍率が低い専攻を見極めよう!

理由② キャンパス

東京大学の本郷キャンパスにある赤門
東京大学 本郷キャンパス 赤門

次に見て頂きたいのが、キャンパスです。

専攻 倍率
(他大学)
本郷 駒場 相模原
応用化学 1.37 7 6 3 0
バイオエンジニアリング 1.53 41 0 0 0
化学生命工学 1.58 8 8 0 0
電気系工学 1.72 45 17 9 4

同じ表を埼葛します。バイオエンジニアリング専攻は本郷キャンパスのみであるのに対し、その他の専攻は様々なキャンパスに点在していることがわかります。

本郷キャンパスと言えば、東京のど真ん中に位置し、東大の象徴「赤門」や「安田講堂」ある所ですね。

本郷キャンパスは中に入ってみると、他の大学とは雰囲気がかなり異なり、とても広大で建物も重厚感があり、日本というより海外の大学を思わせます。

大きな木のある広場では読書や勉強をしている学生がいたり、最高学府の趣を感じさせます。

また、本郷キャンパスが位置する上野は東京駅まで電車で10分以内、新宿や渋谷も30分以内と都会の中心にあります。

実際、学生生活を送る上でキャンパスの雰囲気は大事だと思います。バイオエンジニアリング専攻なら本郷キャンパスで学生生活を送ることができます。

以上から、倍率も低くキャンパスも本郷であるバイオエンジニアリング専攻をおススメします!

ちょっと裏技的なことを教えます。

「バイオエンジニアリング専攻は様々な既存の学問とリンクした、裾野の非常に広い分野です。」(バイオエンジニアリング専攻より抜粋)

なので、例えば機械工学や精密工学専攻などと共通の研究室があります。つまり、倍率3.73の機械工学と2.77の精密工学を受けずとも、倍率1.53のバイオエンジニアリング専攻から同じ研究室に入ることができるのです。

バイオエンジニアリング専攻なら、倍率が低く、本郷キャンパス!
2つの専攻から入れる研究室が多いから、合格しやすい方を選ぼう!

理由③ 筆記試験の難易度

バイオエンジニアリング専攻の試験科目は以下の通りです。

試験科目 備考
外国語 TOEFL ITP(当日受験)or TOEFL iBT(スコア提出)
基礎科目 「一般教育科目(数学、物理学、化学)」 「生命科学」の
4つから2つ選択
専門科目 バイオエンジニアリングについての基礎的な課題について 問う。
論理性、文章表現力を重視する。

バイオエンジニアリングは筆記試験の難易度が低いです!

筆記のメインは、一般教育科目です。 一般教育科目 の過去問はこちらに11年分公開されていますが、そのレベルは非常に基礎的なものです。

例えば機械工学は専門科目で四力学の難しい問題と解く必要がありますが、バイオエンジニアリング専攻では比較的簡単な問題を解くだけでいいです。

さらに、基礎科目で化学や生命科学を選択すれば、数学が苦手な方も数学を受けずに合格することができます。

ちなみに、工学系研究科の数学の過去問はこちらから購入することができます。

¥6,000(税抜)とお高いですが、過去16年分の解答がすべて載っており、解答が丁寧でレイアウトも見やすい、誤植が非常に少ない、大問ごとの総評もある、などの点からご購入されることを非常におススメします。

残るは専門科目ですが、これについては対策のしようがないです(笑)皆もわからないので、当日頑張りましょう。 

過去問は工学部プリントセンターにて販売されています。事前に電話をしておくと、すべて印刷して用意して下さります。郵送も可です。

以上から、筆記試験の難易度が低いバイオエンジニアリング専攻がおすすめです!

バイオエンジニアリング専攻は、問題の難易度が低い!

バイオエンジニアリング専攻の口述試験

バイオエンジニアリング専攻の口述試験の様子

バイオエンジニアリング専攻の口述試験は、一般的な面接とかなり異なります

筆記試験が比較的易しいことから、面接試験に重きを置いていることが分かります。

ふつうの面接試験は2,3人の試験官を前に、志望理由などを聞かれ、考えてきたフレーズを喋るという形式ですよね。

しかし、バイオエンジニアリング専攻の面接試験では、まず5分間、自分の卒業研究につてスライドを用いて発表しなければなりません。

そして、その後15分間もの間、教授陣から質問が来ます。

スライドはパワポで作り、私は表紙も含め6枚でした。

スライドの作成や5分間の原稿を考えるのは、切羽詰まっている8月の院試期間に行うのは難しいので、時間があるうちに作っておきましょう。

教授陣は筆記試験を受けた教室に8名ほど座ってらっしゃり、ほぼ全員から質問を受けます。

卒業研究についての質問はもちろん、入学後にどんな研究をしたいのかや、専門科目で自分が書いた解答の説明を求められたりしました。

その代わり、志望理由や院進理由などの定番の質問は来ませんでした。

15分間は長いと思っていましたが、緊張のせいか始まってみれば、思ったより長さを感じませんでした。

ちゃんとしたスライドを作れるように、4年生の方は4~7月はしっかり研究をすることが大事ですね。

5分間、自分の卒業研究につてスライドを用いて発表!
その後15分間、教授陣からの質問!
B4は前期にしっかり卒業研究をしておこう!

成績開示(追記)

今年の6月に昨年のバイオエンジニアリング専攻の大学院入試の成績開示をしてきました。

成績開示の得点は、あくまでも素点であることに注意してください。

どのように傾斜配点がかかるのかは非公開のため、不明です。

また、残念なことに面接の得点も非公開です。

公開された情報は、以下の得点がすべてです。(平均点、合格最低点、合格最高点、満点などもすべて非公開です)

試験科目 得点
英語(TOEFL) 524点
数学 78点
物理 91点
専門科目 42点

英語

まず英語ですが、私はTOEFL iBTを事前に受けていたので、70点/120点のスコアで提出しました。

TOEFL ITPを当日受験できることは前述しましたが、524点というのはTOEFL ITPに置き換えています。

TOEFL iBTの満点は120点であるのに対し、TOEFL ITPの満点は677点です。

変換式は公開されていませんが、おそらくシンプルにTOEFLやTOEICなどの運営団体ETSの変換表にしたがっているのでしょう。

TOEFL iBT Score Comparison Tables

東大の機械工学専攻の英語の満点は300点ですが、バイオエンジニアリング専攻も機械工学専攻と密接に関わっていることを考えると、英語の満点は300点に圧縮されていると予想できます。

数学

数学は6問中3問選択で、機械工学専攻は各問100点の300点満点なので、おそらくバイオエンジニアリング専攻も300点満点でしょう。

数学で落ちたなと思うくらい出来が良くなかったので、手応え的にも78点/300点が妥当だと考えられます。

物理

物理は4問中2問選択で、おそらく各問100点の200点満点でしょう。

物理は数学よりはできた感触があったので、91点/200点が妥当だと考えられます。

専門科目

専門科目は点数的におそらく100点満点で、42点/100点でしょう。

ちなみに私の友達は、専門科目がよく出来たと好感触だったのですが、64点でした。

その証言からもおそらく100点満点だと予想できます。

面接

バイオエンジニアリング専攻の面接は顔合わせ程度のものではなく、20分間でプレゼンを含むので、配点は高いと考えられます。

これに関したは全く比較ができないので分かりませんが、専門科目と同程度とすると100点満点ほどでしょうか。

半分取れたとして、50点/100点とします。

予想総合得点

では、以上をもとに予想総合得点を割り出してみました。

試験科目 得点
英語(TOEFL) 232点/300点
数学 78点/300点
物理 91点/200点
専門科目 42点/100点
面接 50点/100点
総合得点 493点/1000点

予想の部分がほとんどなのであまり当てにできませんが、だいたい5割だったのではないでしょうか。

つまり、半分取れれば合格できるので、あまり気負わず受験して頂ければいいのではないかと思います。

5割とれれば、合格できる!












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